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中央倉庫▼平成19年3月期連結決算・久御山営業所新規稼動で増収に 

2007年05月31日

 中央倉庫(本社=京都市下京区、湯浅康平社長)は5月23日、平成19年3月期連結決算を公表した。
 
 それによると、昨年は流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」に基づく「総合効率化計画」の認定を受けた京都南支店久御山営業所を10月に本格稼動。さらに、12月には北陸支店富山営業所C号倉庫の建築工事に着手(完成予定平成19年9月)し、倉庫建設を進める一方で環境に配慮したグリーン経営の推進にも取り組み、経営の効率化に努めてきた。
 この結果、連結会計年度の営業収益は23,490百万円(前期比2.8%増)、営業利益は1,820百万円(前期比2.6%増)、経常利益は1,922百万円(前期比3.5%増)となったが、純利益は、前期に特別利益として計上したホームサービス事業部御池店跡地の売却益がなくなったことで、1,116百万円(前期比32.7%減)となっている。
 おもなセグメントの業績は次のとおり。
 まず倉庫業では、昨年10月より京都南支店久御山営業所が本格稼動したことで、入出庫高は前年に比し増加した。一方で、倉庫業の営業収益は、非効率な物流加工等の業務を見直し一部縮小したこともあり、5,773百万円(前期比0.1%減)、営業利益は686百万円(前期比2.9%増)となった。
 国際貨物取扱業では、梱包業の取扱数量は増加。通関業の取扱数量は減少となったが、取扱いの小口化が進み通関件数では増加となった。この結果、国際貨物取扱業の営業収益は5,789百万円(前期比7.5%増)、営業利益は791百万円(前期比3.6%増)となった。
 同社は来期の連結業績予想について、営業収益24,500百万円、経常利益1,970百万円、純利益1,150百万円を見込んでいる。