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キーコーヒー▼東北工場・物流センターを改修、全国4拠点の刷新完成 

2007年06月18日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】キーコーヒー(株)は、東北工場(宮城県仙台市)と併設物流センターの増床・改修工事が完了し、全国4工場全てのリノベーションを終えたと発表した。
 東北工場は東日本エリアのレギュラーコーヒー生産拠点として関東工場を補完するとともに、原料用コーヒーの主力工場として稼動してきた。
 12億円を投資して実施した改修工事は、衛生管理機能を強化同社の技術と品質保証体制の強化を図るとともに、包装設備を拡充、家庭用製品の製造にも対応し、生豆倉庫と物流センターの増床を行い、生豆保管や製品保管スペース不足の解消と物流機能強化を図った。
 工場の生産能力は年間9500トン(焙煎上り能力)。敷地面積1万4111㎡、工場部分の建築面積4192㎡、物流センター2388㎡で、延床面積は9692㎡。
 キーコーヒーでは、「10年先・20年先を見据えた最新鋭の食品工場」にするため、2001年夏から、関東(千葉県船橋市)・中部(愛知県春日井市)・九州(佐賀県鳥栖市)・東北と、全国の4工場のリノベーションを進めてきた。
 各工場では場内を4つの衛生区域に分け、フィルターを介した強制給排気空調システムを導入、工場棟内の陽圧化を行ない、外部からの埃や虫などの侵入を防除。中身コーヒーに接する充填包装ライン室などの衛生区域は、一段と厳しい衛生管理体制を敷き、製造工程での異物混入を最大限防止するよう安全対策を施した。