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関西国際空港▼2期地区計画、国際貨物ハブへの転換図る 

2007年07月02日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】関西国際空港(株)は6月26日、関西空港の2期計画について、旅客需要対応中心の従来計画から転換し、完全24時間運用の強みを生かして貨物地区を広く確保すると発表した。
 見直し案は2期計画委員会(委員長=黒田勝彦神戸大学名誉教授)が検討を進めていたもので、アジアに近い立地面や完全24時間運用といった条件面での特色を前面に打ち出し、今後も需要の伸びが期待できる貨物中心にシフトすることにした。
 関空会社では、国際航空貨物需要が2017年に140万-250万トンの伸びを示すと試算しており、日本初の国際貨物ハブ空港を目指す。
 関西空港の貨物地区は、既に1期地区の貨物施設容量が限界に達しており、2期地区への第一段階の展開が急務とみており、今後関係方面との調整を経て、見直しを実行したい考え。