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佐川急便▼北九州に大型物流施設、陸空の連携でリードタイム短縮 

2007年10月18日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】佐川急便(株)は10月16日、貨物の集約・仕分けといった九州発着貨物の中継機能、集配機能、物流加工機能を併せ持つ大型物流施設「佐川急便北九州センター」を開設し、10月21日から稼動開始すると発表した。
九州地方では産業団地が点在し様々な業態の企業が進出しているほか、通信販売事業者が幅広く事業を展開していることから、同社では九州発着貨物の取扱個数が、企業間貨物・通信販売商品を中心に増加傾向にあるという。
同社としては九州地方初の中継ハブセンターを開設し、九州各地から全国へ送られる貨物を北九州センターに集約。同センターで関西、中京方面行きなど方面別に仕分けし、発送。また全国各地から九州に到着する貨物も同センターで一旦集約後、九州全域の営業店別に仕分けし、発送する。
北九州市(小倉南区)・行橋市・京都郡・築上郡(築上町)を担当エリアとする苅田店を同センター内に新設するほか、物流倉庫を併設し、商品の入荷から値付け・検品・梱包、出荷までの流通工程を一括してサポートする物流加工サービスを提供する。
物流倉庫から出荷される貨物の発送を同一施設内の営業店が対応することにより、遅い時間帯での発注に対する商品の発送も可能。同センターが新北九州空港に近接することから、新北九州-羽田路線を深夜運航するギャラクシーエアラインズとの連携により、首都圏での翌日配達などリードタイムの大幅短縮を実現する。