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東海ゴム工業▼九州に防振ゴムの生産拠点、輸送リードタイム短縮 

2007年10月18日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】東海ゴム工業(株)は10月5日、九州地区に新たに防振ゴムの生産拠点を確保するため、豊後高田市に新会社を設立すると発表した。現在、九州地区には自動車メーカー4社の生産拠点があり、今後も自動車生産の拡大が予想されていることから、九州地区に生産拠点を新設し、防振ゴムの需要増に対応。物流改善や生産拠点のリスク分散などを図る。
客先に近い九州地区で生産することで、顧客サービスの向上、輸送リードタイム短縮、在庫・仕掛減少を実現する。
12月に新会社を設立し、2009年1月から生産開始。最新鋭設備を導入した自動化工場とし、LCC(ローコストカントリー)に対抗できるような競争力を持った生産拠点を目指す。また、樹脂ホースの生産も計画している。
東海ゴム工業グループは国内に4つの防振ゴム生産拠点(小牧・岡山・富士裾野製作所とTRIサイタマ=埼玉県上尾市)があり、九州新拠点の設立で5拠点体制となる。海外では7か国12か所に生産拠点を持つ。