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三井倉庫▼平成20年3月期中間決算・売上高518億6100万円に 

2007年11月18日

 三井倉庫(本社=東京都港区、田村和男社長)はこのほど、平成20年3月期の中間決算を公表した。
 それによると売上高518億61百万円(前中間期比10億42百万円増)、営業利益30億33百万円(前中間期比1億52百万円減)、経常利益28億17百万円(前中間期比1億38百万円減)、中間純利益12億72百万円(前中間期比5億15百万円減)となった。
 物流事業においては、倉庫部門が昨年7月稼動の新規施設が通期で寄与したこと、連結子会社の増加や保管残高も堅調に推移したことなどから、伸張。また運送部門では、輸出入貨物の取扱いが堅調に推移したことなどから国内輸送、国際輸送ともに増加。一方、船会社を主な顧客としている港湾作業・運送サービスを提供する港湾運送事業においては、主要顧客船社の配船の変更によりコンテナターミナル作業の取扱数量が減少し、また一部船会社との集荷代理店業務の契約内容変更もあり減収減益となった。このほか海外現地法人による物流サービスや3国間における複合一貫輸送サービスを提供する海外事業においては、東南アジア及び米国での家電製品の取扱の急激な減少があり、これに対応したコスト削減策が間に合わず、一方、欧州及び中国地域では取扱数量が拡大し、為替の影響もあって、売上は増加したが、営業利益は減少となった。
 こうした結果、物流事業全体としての営業収益は478億40百万円(前中間期比8億35百万円増)となり、営業利益は20億74百万円(前中間期比3億84百万円減)となった。