物流不動産ビジネスをどのように行なっていくのか。これを専業に行なうのであれば別ですが、皆様は既に事業をお持ちです。新たな事業の一つとして物流不動産ビジネスを行なう場合、注意が必要です。
物流不動産の営業は不動産業界のやり方に近いのが特徴です。朝から夕方まで、お客様と話し、情報を集めていきます。いろいろな情報が集まって、成約になります。一案件での成約の金額は大きくなりますが、上司や同僚から見れば、一日中外出して何をしているのかは分かりません。まず、社内の中で親派を作っておかなければ、外で自由に仕事をすることができなくなってしまいます。それと同時に外にも親派をつくっていきます。
まずは焦らず、社内や得意先などの身近な人に物流不動産ビジネスを知ってもらうこと。その人たちからビジネスパートナーの輪が広がっていきます。
物流不動産ビジネスでは、物件や借り手の情報を多く持っておく必要があります。そのため、情報の整理は必須です。整理ができていなければ、お客様への提案はまともにできません。
弊社でも、情報の整理や見せ方を工夫しています。
情報の整理では、まず、最低限抑える必要のある内容を聞くために、営業マニュアル「イエローブック」を作っています。新人でも、イエローブックを見ながらであれば、一通りの情報を集めることができます。
得られた情報の公開の仕方もいろいろです。弊社では、不動産屋さんがやっている販売促進ツールの「マイソク」(間取りや賃貸条件を載せたもの)を作成しています。また、メールマガジンと合わせて「物流不動産NEWS」というホームページの運営も行なっています。そこには、物流拠点のニュースを流していますが、その一部にテナント情報なども掲載しております。
今、注目しているのがITの活用方法です。現在、営業担当者には、携帯電話やノートパソコンを通して、情報がリアルタイムに入るようになっております。
弊社では、空き倉庫と荷主・テナントのマッチングを行なっている「イーソーコドットコム」を運営しております。無料で利用できます。イーソーコドットコムを軸にしながら、物流不動産ビジネスの役に立つシステムも、続々開発していく予定です。使い方はお客様それぞれです。少しでも物流不動産ビジネスのプラスになるようなサービスを提供していきます。
正確に、早く、いつでも対応するにはITの活用は鍵になります。その手助けができればと考えております。
具体的な物件・案件の取り扱いは、これから紹介していきます。
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大谷 真也(おおたに・しんや)
高校を卒業後、自動車が好きだったことから車の買い取りを手がける会社に営業職として就職。しかし、2ヵ月後に会社の閉鎖が決まり、倉庫などの仲介や改装提案などを行う現在の会社へ転職する。1年間、社内業務や先輩のサポートを中心に仕事を学んだ後に営業デビュー。入社5年目の現在は物流不動産部の係長として活躍している。


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