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白石倉庫、日通商事▼新型BOXフレコンを開発中 

2015年04月28日

白石倉庫は、日通商事仙台支店と開発中の新型BOXフレコンが製品化の最終段階に入っていると発表した。開発中のBOXフレコンは、従来の丸型と比較し耐震性、安全面、操作性、保管効率において格段に優位性があるという。2月には日通商事とメーカーが共同で実用新案の申請を行っており、今後量産化段階に入る。

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丸型フレコンは東日本大震災の際も荷崩れが多く、現場からも改善の要望が多くだされていたこともあり、白石倉庫では改善に取り組むことを決定。平成25年7月に日通商事と新型フレコンの共同開発に合意し、JA全農宮城県本部、日本通運やフクダ物産などとの協力のもとすすめられている。農林水産省、国土交通省の応援もあり、平成26年には政府備蓄米の保管試験を実施し、現在宮城県内の2か所で数百トンの低温保管試験を実施している。

保管効率は従来の丸型フレコンの約2倍で、高積みできるため旧来の紙袋での保管時とほぼ同等。6段積みが可能な耐久性を有し、5段積みなら余裕をもって保管できる。また大型トラックには2列、鉄道用5トンコンテナなら5袋の積載が可能。

今後は主食用米だけでなく、飼料用米、麦、大豆などへの応用も視野に入れているという。

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