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大和ハウス工業▼郡山市の環境・防災配慮型次世代オフィス「大和ハウス福島ビル」が竣工 

2015年06月04日

大和ハウス工業は、が福島県郡山市並木町において2014年9月より建設を進めてきた環境・防災配慮型次世代オフィス「大和ハウス福島ビル」が、2015年5月22日に竣工した。福島県内では最大のCO2削減率のオフィスとなる。

同社は、法人向けの建築物について、2020年までに環境負荷ゼロ)(運用時のCO2排出量ゼロ)を目指す「Smart-Eco Project(スマートエコプロジェクト)」をスタートさせ、2011年7月にはCO2排出量を最大約50%削減可能な環境配慮型のオフィス「D’s SMART OFFICE(ディーズ スマート オフィス)」を販売している。

今回竣工した「大和ハウス福島ビル」は、経済産業省が実施した平成26年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業」に採択された建築物。屋上には38.8kWの太陽光発電システムを設置。ピークカット、防災配慮の面で15kWhのリチウムイオン蓄電池を導入した他、空調負荷を低減する「パッシブエアフローウィンドウ」や「自動制御換気塔」など、自然の力を活用する独自の環境配慮技術を導入している。
 採用した環境配慮技術は次世代オフィスの開発に活用されるとともに、大和ハウスでは当事務所をショールームとしても活用していくという。

●ポイント
1.CO2排出量を最大53%削減可能な環境性能
2.通風・採光など自然の力を活かす「パッシブコントロール」
3.太陽光発電システムによる創エネや高効率な設備による「アクティブコントロール」
4.BEMSを活用した「パッシブ」「アクティブ」を適正に制御する「スマートマネジメント」
5.防災対策として、15kWhのリチウムイオン蓄電池、500Lの水槽を導入