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セブン&アイ▼ネットスーパー専用店舗に配送計画自動システム導入 

2015年06月20日

伊藤忠テクノソリューションズ(以下:CTC)とセブン&アイ・ホールディングスは、セブン&アイ初のネットスーパー専用店舗「ネットスーパー西日暮里店」に、既存システムと連動して自動で配車計画を作成するクラウドサービス「Mobile Asset Management Service」(以下:MAMS)を導入すると発表した。

ネットスーパー西日暮里店は、今年3月から、MAMSを利用したサービスの試験的な運用を開始、6月より、本格的な運用を開始する。

MAMSは注文時に配送計画を自動的に作成するクラウドサービスで、配送予定時間や配送状況等を自社のウェブサイトで追跡・確認することができる。

受注と同時に、システムが効率的な配送ルートを自動で作成し、配送担当者をはじめ関係者全員はPCやスマートフォンを使って情報共有が可能となっている。

生鮮品や惣菜等が含まれた注文を優先的に配送するように設定できるため、スーパーの店頭での販売と同様に、出来たての商品を、ネットスーパーの利用客に届けることができる。

ネットスーパー西日暮里店は、都心部をターゲットとした、セブン&アイのネットスーパー専用の新たな事業拠点で、お客からの受注後、出荷時間に合わせて、注文を受けた生鮮品や惣菜を含む商品の調理等、配送準備、梱包を行う。

既存のネットスーパーの約5倍となる1日あたり最大2000件まで受注が可能で、他の既存店舗で1日あたり平均10便程度だった配送体制を23便に増便している。

配送ルートも、従来は配送担当者が独自に決めていたが、MAMSの導入により、配送ルートの自動化・効率化が可能となり、生鮮品や作りたての惣菜等を優先的に届けすることができるようになる。

ネットスーパー西日暮里店は、セブン&アイが今秋から本格稼働を予定している新たなECビジネスである「オムニチャネル」戦略において、重要な事業拠点。

CTCとセブン&アイは、CTCが提供する顧客との最終接点である「ラストワンマイル」を支えるクラウドサービスを活用し、地域のお客に、より便利で、快適な、新たな買い物サービスを提供する。

【 LNEWS http://lnews.jp 】