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三菱商事▼フィリピンにて工業団地「カビテ・テクノパーク」開発開始 

2015年10月19日

三菱商事は、フィリピンの大手不動産会社Ayala Land Inc.との合弁会社であるLaguna Technopark Inc.を通じ、同国カビテ州において敷地面積118ha、総事業費約110億円(41億フィリピンペソ)の新規工業団地「カビテ・テクノパーク」の開発を開始した。

フィリピンは過去3年間、GDP成長率年6%以上と高い経済成長を遂げており、人口は2014年に1億人に到達、今後も年約2%の人口増加が継続する見通しで、東南アジアに於いて最も成長が期待できる国の一つとされている。これに加え、英語が公用語となっていることから、日系を含む外国企業の進出先として高い注目を集めており、工業団地に対しても旺盛な需要が続いている。

本プロジェクトは、同国マニラ首都圏で最大のビジネスエリアであるマカティ市から約45キロと至近に所在し、マニラ港やマニラ国際空港へのアクセスも良好である為、輸出加工拠点のみならず内需向けのロジスティクス拠点としても優位な立地にある。フィリピン経済特区庁(PEZA)の認可を受けて、入居企業には所得税、関税等の税制優遇を含めた各種優遇措置が適用される予定だ。