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国分▼中国の低温物流企業を関連会社化 

2016年03月21日

国分グループ本社は3月8日、中国の低温物流業者である上海恒孚物流(中国上海市)の増資を引き受け、同社を関連会社化したと発表した。

増資目的は、上海恒孚物流が、事業拡大への対応、低温物流サービスの高度化・効率化を目的に、上海エリアの2つの物流センターを集約し、今年9月に大型三温度帯物流センターを新設する。今回の増資資金は新設センターの設備投資等に充当する。

出資する上海恒孚物流は、上海エリアに2か所の低温物流センターと約80台の配送車輌を活用し、フードサービス業者・小売業者を中心に木目細かい低温物流サービスを提供している。

国分は、上海恒孚物流を関連会社とすることで、既に子会社として展開している3社と連携させ、今後、益々拡大する上海エリアのフードサービス市場・小売市場の成長機会を捉え、グループの中国事業展開を加速させる。

■新センター概要
所在地:上海市嘉定区
稼動予定:2016年9月
敷地面積:3万3000m2
建設延床面積:2万m2
温度帯区分:冷凍エリア4000m2、チルドエリア1000m2
定温エリア6700m2(生鮮、荷受エリア含む)
常温エリア5000m2その他(事務所、食堂、宿舎、発電エリア等含む)

■会社概要
会社名:上海恒孚物流
本社所在地:上海市嘉定区
事業内容:三温度帯物流サービス事業
設立:2008年12月
資本金:1735万元
売上高:3300万元(約6億3100万円)(2015年実績)
従業員数:150名
物流拠点:上海、北京、瀋陽

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