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DHLジャパン▼90億円投じ、大規模物流施設「東京ゲートウェイ」本格稼働 

2016年06月19日

DHLジャパンは6月2日、90億円を投じた「東京ゲートウェイ」が本格稼働に入ったと発表した。

東京ゲートウェイの敷地面積は2万m2で旧施設の東京ディストリビューションセンター(TDC)の約2倍、倉庫面積も2万m2で約2.5倍で、DHLのゲートウェイでは世界でも最大級の規模となる。

保税蔵置場を備え、顧客の貨物の集配を行う港サービスセンターも併設している。

DHLジャパンが取り扱う貨物量の増加に伴い、東日本一帯と成田国際空港をつなぐ拠点となるTDCは常にフル稼働の状態にあり、新施設の開設が必要になっていた。

新施設開設により、課題を解決し、TDCは、貨物の集配拠点となるDHL東京セントラルサービスセンターに変換する。

成田国際空港、羽田空港や東京のビジネス圏からのアクセスに優れる「東京ゲートウェイ」は、最先端の貨物自動仕分け装置を導入し、効率性・生産性・安全性を飛躍的に高めた。自動仕分け機能(ソーター)と減速コンベアを備え、1時間に最大1万2000個の貨物仕分けを可能にし、さらなる効率性と生産性の向上を図っている。

TAPA認証のClass-A基準に基づき設計・構築されており、200台以上の監視カメラ、自動X線検査機など、最新鋭のセキュリティ対策を導入している。

■概要
名称:DHL Express 東京ゲートウェイ
所在地:東京都江東区木場2-13-10
敷地面積:2万m2
倉庫面積:2万m2
オフィス面積:1400m2
貨物仕分け能力:1万2000個/時間
書類仕分け能力:1万2000通/時間
監視カメラ:200台以上
X線検査機:7台(自動5、マニュアル2)
1階:トラックバース、荷積・荷卸エリア、大型、特殊貨物処理エリア
中2階:貨物オートソーター、ソーターインダクション
3階:フライヤーオートソーター、自動X線検査機エリア、港サービスセンター

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