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かもめや ▼陸海空・次世代無人物流システム実証試験を実施 

2016年12月02日

かもめやは、日本の狭い国土に適応する陸海空での無人物資輸送機を組み合わせた、次世代「島国型」ハイブリッド無人物流プラットフォーム「開発コードネーム:KAZAMIDORI(カザミドリ)」の実証実験を、2017年春より実施する。

また離島への遠隔医療および医薬品定期配送等を目的とした遠隔医療プラットフォーム「KamomeMedical(カモメ・メディカル)」の実証実験も順次開始する予定。少子高齢化による離島やへき地への物資輸送網の脆弱化に伴う、買物・医療難民の解消を目的としたもので、日本初の取り組み。

香川県高松市沖の離島において、本土~離島間は無人航空機(UAS)か無人輸送船(UMV)を、また離島の港から各家庭までは無人輸送車(UGV)をそれぞれ用い、発送元から配達先までを繋ぐ一。移動体・物流管理には自社開発の統合管理システム(”KAZAMIDORI” Integrated UTM)を活用する。

各地で進められている無人航空機(ドローン)のみを用いた物流システムの取組みとは異なり、 人口密集地や狭小地、 離島等における物資輸送を複数の物流手段を組み合わせることで、日本などの狭い国土に最適な「島国型」プラットフォームの実現を目指す。

2017年4月以降はその他の瀬戸内海エリアの離島へも実証実験エリアを展開する。実験詳細については、2017年1月に会見を予定している。