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住友商事▼習志野の新物流施設でスタートトゥデイと契約、満床稼働 

2016年12月02日

住友商事は11月21日、初の単独開発案件として着手した、「SOSiLA習志野茜浜III」が9月末に竣工したと発表した。

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全国配送に対応する通信販売向け流通加工業務を行う住商グローバル・ロジスティクスとスタートトゥデイと賃貸借契約を締結し、国内物流の戦略的拠点として満床で稼働を開始した。

LED照明を採用し、床面平均照度300ルクスを確保したほか、両面開口型の荷物用エレベーター・垂直搬送機を設置、1階からすべての倉庫区画に直接荷物を搬出入することが可能。

また全館空調対応の受変電設備・空配管を完備、入居企業ごとに異なる施設ニーズへ対応したほか、BCP対策として停電時72時間対応の非常用発電機を導入、断水時に備えマンホールトイレを採用した点も入居企業から高い評価を受けている。エントランスやトイレ、休憩スペースの拡充を図り、解放感や高級感を演出し、働く環境の充実を目指している。

同社は「SOSiLA」のブランドコンセプトである<人と社会を繋ぐ物流施設>を実現すべく、Sociability・Sustainability・Individualityの3つをキーワードに、物流施設を通じて、流通加工業務と短時間納品への対応、施設持続性と可変性の追求、働く環境の向上といった新たな価値提供(Logistic Aspect)を行うべく施設づくりを進めてきた。

物流不動産をオフィスビル・商業施設・分譲マンションに次ぐ不動産事業 「第4の柱」と位置付けており、今後も多様なニーズに対応可能な、高い配送利便性を備えた最新鋭物流施設「SOSiLA」を開発していく。

すでに、SOSiLA横浜港北の新築工事にも着手しており「(仮称)SOSiLA相模原」開発に向けた土地を取得したことで、住友商事が投資する物流施設の資産規模が総計1000億円を超え、当初の目標資産規模となったという。

今後は年間約300億円規模で首都圏・関西圏を中心に物流施設開発を進め、早期に資産規模2000億円を目指す計画だ。

■施設概要
名称:SOSiLA習志野茜浜III
住所:千葉県習志野市茜浜3-6-2
最寄駅:JR京葉線新習志野駅
敷地面積:1万9369m2
延床面積:3万8419m2
構造・階数:鉄骨造、4階建
着工年月:2015年9月

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