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ヨコレイ▼京浜島に2万トン収容規模の物流センターを新設 

2016年12月19日

横浜冷凍(ヨコレイ)は12月13日、東京都大田区京浜島に「京浜島物流センター(仮称)」を新設すると発表した。竣工は2018年2月を予定。

自然冷媒(NH3、CO2)を用いた貨物に優しい自然対流冷却「Sittory冷却方式(ノンドライ・ストレイジシステム)」を、同社・石狩第二物流センターに続いて採用したほか、C級にはCO2のみで冷却を行う三菱重工サーマルシステムズの「HCCV1001」1号機を導入する。

また屋上に太陽光発電(約436kW)システムを設置、庫内入出庫作業を省人化する「カーゴナビゲーションシステム」も採用した。

吉川俊雄会長は「8月に十勝第3物流センターを開設するなど、これまで地方展開が目立っていたが、ようやく念願だった東京での冷蔵倉庫に着手することになった。航空法の関係で3階建て収容能力2万1000トンのセンター建設となったが、最先端の技術を投入した。顧客は大手ベンダーや輸出入品など、一般のユーザーが中心になると思う。建設中の幸手物流センター(仮称)を含め、湾岸地区・圏央地区で首都圏の定温物流ニーズをカバーできる」と話した。

■京浜島物流センター(仮称)の概要
名称:京浜島物流センター(仮称)
所在地:東京都大田区京浜島1-2-9
構造・規模:鉄筋コンクリート造3階建て
敷地面積:約1万1000m2
延床面積:約1万7000m2
収容能力:約2万1100トン
(F級約2万500 トン、C級約600トン)

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