物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

しるべ▼社会人基礎講座開講、6名の修了式も 

2017年05月28日

イーソーコドットコム子会社のしるべは26日、東京・大田区の大森協業支援施設において、「社会人基礎講座」を開講、30名強の大学生が集まった。

しるべは2013 年に設立、大学生を主な対象に、即戦力人財育成のための教育事業を無償で提供。創業以来約 200 名に及ぶしるべの卒業生の就職内定率は 100%で、一般企業からの評価は高い。
   壇上は荒木翔揮氏

冒頭、Japan Motivation Forum 元代表理事の荒木翔揮氏が「営業」をテーマに講演。「営業は売られる、売り込まれるというネガティブなイメージが先行するが、顧客は『自分を思ってくれる人』からなら、買ってもいいと考える」と指摘した。

そこで荒木氏が重要視するのは心技体だ。自分を磨くことこそが営業の基本として、顧客に信頼される人間関係の構築や、人から紹介を受ける「他己紹介」の大切さを主張した。

続いて、しるべ創立者で現COOの佐々木英雄氏が「SMAP講座」をで登壇した。SMAPとはSpeed(細かい報告連絡相談)、Manner(挨拶など)、Attitude(教えたくなる姿勢・行動) Positiveness(出来ない理由を考えるなら、出来る理由を考える)の頭文字から命名した、しるべの教育プログラムの根底となるもの。
         佐々木英雄氏

同日はPositivenessの講義となったが、佐々木氏は自分の失敗経験を語ったうえで、「出来る理由」を学生たちに記述させたメモを講評、「失敗は行動した証。本気で取組んでもできない場合は、改善策やよくなるためのデータの裏付けとなる。ただし、同じ失敗は繰り返してはいけない」との熱い思いを伝えた。

社会人基礎講座は3か月を1クールで修了として、その後はエキスパートなどのステップにスキルアップする。同日は修了した6名の学生(1名は欠席)の修了式も執り行われ、イーソーコドットコム社長兼しるべ社長の早﨑幸太郎氏が修了証を授与した。早﨑氏は「感謝の気持ち、謙虚な気持ちを忘れないでほしい」と祝辞を述べた。

修了生たちはプレゼンテーションを行い、「初めは佐々木さんの熱意に圧倒された」「人の前で心を開くことが苦手だった」「自分が井の中の蛙状態だと知らされた」「自分の思い、何をしたいのか発信することは重要」「挨拶が苦手だったが、これからは挨拶がきちんとできるコミュニケーションがとりたい」など、自らを客観的に評価した言葉で語った。