三菱倉庫は、神奈川県川崎市の再生・細胞医療の産業化拠点ライフイノベーションセンター（ＬＩＣ）に新たな物流拠点を開設すると発表した。

ＬＩＣは神奈川県が２０１６年に公民共同事業として川崎殿町地区に整備。次世代医療として高い成長が見込まれる再生・細胞医療の実用化並びに産業化の促進を目的に、神奈川県を中心に国内外の関係機関と連携したプラットフォームを構築、国家戦略特区などを活用した支援を行う。

三菱倉庫はこの８月にＬＩＣに入居する計画で、物流事業者としては初。拠点内には、液体窒素タンクやメディカルフリーザー等の超低温バンキング設備を設置、ドライシッパー（凍結搬送容器）を用いた輸送にも対応する。
　　　　　　ライフイノベーションセンター外観（出典・神奈川県ＨＰ）