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三菱地所、ロックフェラーグループ▼米国で3つの物流施設開発 

三菱地所の米国子会社であるロックフェラーグループインターナショナル社(RGI社)は8月9日、ニュージャージー州ピスカタウェイ・タウンシップ及びカリフォルニア州ペリス市とサンバーナーディーノ市でそれぞれ検討を進めてきた、物流施設の開発を開始したと発表した。

RGI社は、米国内の最大消費地であるニューヨーク市に近く、多くの企業が拠点を構える東海岸のニュージャージー州ピスカタウェイ・タウンシップ所在の約93haの土地で、延床面積約20万m2の物流施設「Rockefeller Group Logistics Center」を8月に着工する。
総事業費は約250億円で、2018年から2020年にかけて順次竣工を予定している。

西海岸では、ロサンゼルス市郊外で、2つの物流施設の開発プロジェクトに着手する。

ペリス市所在の約28haの土地では延床面積約13万4000m2の物流施設「Optimus Logistics Center」を、サンバーナーディーノ市所在の約7.6haの土地では延床面積約3万9500m2の物流施設「Tri City Industrial Complex」を、それぞれ8月に着工した。

2プロジェクト合計の総事業費は約170億円で、両物件とも2018年中に竣工予定。

なお、「Rockefeller Group Logistics Center」と「Optimus Logistics Center」は、第三者投資家資金を招聘した共同事業とする予定だ。

三菱地所グループの米国事業で中心的な役割を担うRGI社は、これまでに約30プロジェクト・延床面積の累計約120万m2の物流施設の開発実績がある。

今後も、蓄積された開発ノウハウや多様なネットワークを活かし、主要輸送ルートの結節点に近接したエリアを重点マーケットと位置付け、物流施設の開発事業を拡大し、海外事業全体の更なる成長を目指す。

●プロジェクト1
所在地:ニュージャージー州ピスカタウェイ・タウンシップ
プロジェクト名:Rockefeller Group Logistics Center
土地面積:約93ha
建物棟数:6棟
延床面積:約20万m2
総事業費:約250億円
工事着手:2017年8月
全体竣工:2020年12月(予定)

●プロジェクト2
所在地:カリフォリニア州ペリス市
プロジェクト名:Optimus Logistics Center
土地面積:約28ha
建物棟数:2棟
延床面積:約13万4000m2
総事業費:約130億円
工事着手:2017年8月
全体竣工:2018年8月(予定)

●プロジェクト3
所在地:カリフォルニア州サンバーナーディーノ市
プロジェクト名:Tri City Industrial Complex
土地面積:約7.7ha
建物棟数:2棟
延床面積:約3万9500m2
総事業費:約40億円
工事着手:2017年8月
全体竣工:2018年6月(予定)

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