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日本GLP▼千葉県流山市で「流山2」竣工 

2018年06月19日

日本GLPは12日、千葉県流山市で先進的物流施設「GLP流山2」の竣工式を執り行った。投資額590億円、総延床面積32万m2の「GLP流山プロジェクト」の一環。

GLP2は地上5階建て、延床面積9万6435m2でプレキャストコンクリート(PC)造の免震構造。都心から約25km、常磐自動車道「流山」ICから約1km、外環自動車道と首都高速自動車道が利用可能な「三郷」ICまで約6kmの好アクセスなエリアに位置。一棟賃貸を前提とした賃貸借契約締結に向け、最終調整中だという。

各階への効率的なアクセスを可能にするダブルランプウェイを備え、4階では重量物向けに低床バースの高床荷重エリア(2トン/m2)を整備すると同時に、メザニン床の設置にも対応した施設設計も取り入れた。

デペロッパーでは初となる共同荷受けシステムをGLP流山1(2018年2月竣工)とGLP流山2で導入した。テナントのトラック受付を共同荷受室内のタブレットで行い、接車予定時間や呼び出し時間をドライバーの携帯電話にSMSで知らせる仕組み。待機時間を明確化すると同時に、入居企業も待機時間の記録により、荷受作業全体の効率化を実現する。

GLP流山プロジェクトは、生産加工、保管、流通加工、配送まで、物流プロセスをトータルで支援する次世代型施設を目指す。