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ESR▼横浜市で物流・工場の複合施設開発 

2019年04月04日

ESRは1日、横浜市金沢区幸浦で約33万m2の土地を取得したと発表した。日本最大級のマルチテナント型物流施設2棟と工場施設複数棟で構成する「ESR横浜ディストリビューションセンター」を開発する計画。初期投資額は約10億ドル(約1106億円)を見込む。

ESRにとって初のインダストリアルパーク構想となる。4階建て、延床面積は39万3236m2となる。第1期は2020年3月に物流施設の1棟目に着工、竣工は2021年7月、第2期は2棟めの2021年2月に着工、竣工は2022年6月に予定。

ESRでは初のインダストリアルパーク構想に基づいたプロジェクトとなる。マルチテナント型物流施設を2棟・延床面積39万3226m2、残りは工場施設を複数棟開発する予定。

新施設は金沢区幸浦の湾岸沿いに位置。首都高速道路湾岸線・幸浦ICから1km、横浜港から15kmのほか、羽田空港や東京港は40km圏内にある。

ESRの基本理念「HUMAN CENTRIC DESIGN(人を中心に考えたデザイン)」に基づき、従業員が誇りを持って快適に働けるラウンジ、託児所、ショップなど、次世代の物流施設の礎となる新たな設備を検討するほか、ドローンやAIなど物流の進化を想定し、テナントニーズに応えられる最新鋭の設計思想とする。