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阪急阪神エクスプレス▼「成田新センター」開業 

2019年07月19日

阪急阪神エクスプレスは16日、千葉県成田市の「成田ロジスティクスセンター」の稼働を開始した。

同社国内最大規模となる2階建て、延床面積2万6642m2。2018年に資本出資を入れたセイノーHDが建築した施設に入居。西濃運輸・成田支店と同敷地に3温度帯の保管施設を設け、国内輸送と国際輸送を同一施設内で展開する。

開所式で阪急阪神エクスプレスの岡藤正策会長は「西濃運輸と阪急阪神エクスプレス、両社のシナジー効果を生みだし、Win‐Winの関係を構築していきたい」。谷村和宏社長は「高機能、高密度なサービスを提供できる」と胸を張る。

取扱う貨物は自動車部品、電子部品、雑貨、飲料、アパレル、ワインなど。伸展するECにも対応、流通加工専門スペースでは検品。検針、梱包等を行う。

西濃運輸の高橋智専務は「双方のネットワーク資産を用いて、お客様に新たな提案を生むことができる。国際、国内ネットワークが相互に利用できる、今までないシンボリックな施設としていきたい」と話した。