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SG▼次世代センター「Xフロンティア」全面稼働 

2021年03月04日

SGホールディングスは2日、東京・江東区の次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」の全面稼働を開始したと発表した。

同センターはSGホールディングスグループのフラッグシップセンターとして2020年1月に竣工した。国際物流、大型・特殊輸送、ECプラットフォームのグループ各社の物流機能を順次稼働させ、ECプラットフォーム向けの自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」とロボットピースピッキングシステム「RightPick(ライトピック)」 の実稼働確認で全面稼働した。

SGとオートストアの国内代理店のオカムラは同センターで、ピッキング作業の自動化を目指す。オートストアとライトピックの作業自動化の有効性を検証する実証実験を実施。人手による入庫・出庫作業がピースピッキングロボットの動作特性を検証した結果、業務ライン全体の効率化・省人化と安定した生産性の維持を確認したという。

中継センターは2020年10月に1層目(1・2階)、2021年1月に2層目(3・4階)の2層構造での段階的に稼働を開始。2層目の稼働により、中継センターと5階の国際物流拠点・ECプラットフォーム間が搬送機で直接結ばれ、集荷、仕分け・各方面への発送と物流加工をXフロンティア内でシームレスにつながった。処理能力が向上した中継機能とそれぞれの物流機能の融合で、配送までのリードタイムが短縮する。