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オリックス不動産▼稼働中「松伏LC」に電力供給を開始 

2022年04月04日

オリックス不動産は3月25日、埼玉・北葛飾郡で稼働中の「松伏ロジスティクスセンター」(松伏LC)で、オンサイトPPAを用いた太陽光発電システムの設置工事が完了、テナントに100%再生可能エネルギー由来の電力供給を開始したと発表した。

松伏LCの屋根に第三者所有モデルで1713kWの太陽光発電システムを設置、発電電力を共用部・専有部の施設全体に供給する。夜間や天候の影響で電力が不足する場合には、オリックスグループが所有する発電所の環境価値を紐づけた非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給することで、施設内の電力すべてを100%再生可能エネルギー由来の電力で賄える。

希望するテナントには再生可能エネルギー100%の電力の環境価値を譲渡。余剰電力(松伏LCの発電量の約半分)はFITやFIP制度を用いて売電する。この取り組みによって、同施設でのCO2排出量を年間約970.8トン削減することが可能となる見込み。

オリックス不動産は開発を計画している施設に同取り組みを導入していく方針で、未着工物件を含む13物件への導入を予定している。