物流不動産ニュース

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中部地区②▼「RE・倉庫」事業は、注目を集める可能性を孕んでいる 物流不動産市況

前号に引き続き、ホンダロジコム(本社=愛知県春日井市、本多満社長)の専務取締役・鈴木憲一氏に、愛知県を中心とした中部地区の物流不動産市況、倉庫情勢について、お話を伺った。

―人気エリアについて。

小牧エリア(名神高速道路小牧IC周辺エリア)は、名神高速道路と東名高速道路の境界であり、名古屋高速道路も接続する交通の要衝であることから東京・大阪の大企業を中心に、施設需要は高い。中部地区における賃貸相場は、大雑把にみて、新設物件で平均の坪単価は3200~3300円(冷凍・冷蔵倉庫を除く)ほどだが、小牧エリアでは3500円を越える価格帯となっている。

小牧エリアでは施設密集から、共配地区としての利点は保ちつつも、渋滞などの弊害も生じており、当社ではケースに応じて春日井IC周辺など、周辺エリアを推奨しているところだ。

―「RE・倉庫(リ・ソーコ)」(倉庫リファイン)事業の展望

中部地区ではここ数年の集約化の流れから、中小業者を中心に空き倉庫はでている状態で、また地場工場での遊休施設は多く存在している。

こうしたなか、スクラップアンドビルド型のコストのかかる建替え方式ではなく、既存施設の特徴を活かしながら、改修工事によって、魅力ある施設に生まれ変えさせる「RE・倉庫」事業は、注目を集める可能性を孕んでいる。

当社でも今年、倉庫リファイン事業を立上げ、イーソーコグループとの協力のもと、事業を進めている。すでに豊和工業の老朽化した工場遊休施設を倉庫へと変える事業に着手。2期工事にもこれから取り掛かるところだ。完成倉庫のサブリース事業も展開している。

―最後に、ホンダロジコムとしての今後の取組みについて。

物流不動産分野の括りでいえば、倉庫リファインプロジェクトとともに、最近ではAMB春日井DCのリーシング事業を手がけており、今後も大型倉庫計画参入を視野に置きつつ、PM事業の拡大を図っていく意向。さらにイーソーコ中部の拡大にも今後とも取り組んでいく。

当社全体の事業としては、構内サービスにとどまらず、輸送・システム・施設提供までを含めた物流のトータルコストの削減・サービス提供を、さまざまな形から支援できれば、と思っている。

▼ホンダロジコムHP▼
http://www.honda-logi.com/index2.html
▼中部イーソーコHP▼
http://www.chuubu-e-sohko.com/index.php


国際物流総合展2021