物流不動産ニュース

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【杉本直紀さん】ジョブローテーションレポートvol.4 

イーソーコグループに入社した新入社員は、イーソーコ株式会社(不動産賃貸)、株式会社イーソーコドットコム(人財)、東運ウェアハウス株式会社(倉庫)、株式会社LIS(運送)、株式会社イーソーコ総合研究所(建築)の5社でジョブローテーション研修を体験します。

今回は、そんなジョブローテーションを体験している2021年4月入社の新入社員に取材を行い、定期的に「ジョブローテーションレポート」として連載を行っています!

第4弾は10月にイーソーコに本配属をされ、多摩イーソーコでも活躍している杉本直紀さんに取材を行いました!

 

―――入社前の物流や倉庫のイメージを教えてください。

杉本:そもそも倉庫に関しては意識したことはなく、見かけても「倉庫か。」くらいで深く考えたことがなかったです。

物流はネット宅配で荷物が家に届いて便利だな、くらいですね。(笑)
そもそものイメージが無かったです。

倉庫・物流のイメージを考えて下さい、と言われれば浮かぶのは、言葉が悪いかもしれませんが、ブルーカラーのような現場作業のイメージでしたね。

―――倉庫に入って(研修)を終えて、どう変わりましたか?

杉本:5月の研修の際、新入社員全員で引渡し前の大型の倉庫を見学させて頂きました。

その時、普通の住宅とは違う広さと規模感・大きさに圧倒され、衝撃を受けました。

そして7月にWHの倉庫の現場研修を行い、初めて実際に現場でそんな作業が行われているのか経験しました。

自分でやってみないとやはり分からないことがたくさんあると思いましたね。

というのも、実際にどういう風に荷物が管理されているのかや、入庫・出庫の指示があってから実際に入庫・出庫があるまでの一連の流れを全然今まで知りませんでした。

倉庫の中でどのような人が作業をしていて、どのような順序があるのかなど、現場を見て初めて知り、理解が深まりました。

感じたことで言うと、デバンニング作業を研修中に3~4回くらい経験したのですが、そのうちの1回がバラの荷姿で、とても肉体的に大変でした!

―――9月末でジョブローテーションが終了したと思いますが、振り返ると大変だったことはありますか?

杉本:同じ新入社員でも研修先はそれぞれ違く、私の場合はイーソーコ・イーソーコドットコム・東運ウェアハウス・LISの4社に研修に行きました。

基本1社につき1ヶ月もしくは2ヶ月間の研修だったのですが、業務を覚えたころに次の会社にローテーション、という繰り返しだったので、大変なのは覚えることばかりだったことですね。

特にイーソーコの物流不動産の営業だと物流不動産の知識やお客様のことなど、頭を使って覚えることが多く、東運ウェアハウスやLISの物流現場だと体を使って覚えることが多く、そのギャップになかなか慣れない大変さがありました。

―――覚えることばかりというのは頭が混乱しそうですね。(笑)
では逆に、ジョブローテーションを通して「やって良かった!」と思ったことや、成長したと感じたことはありますか

杉本:全ての研修が個々にあるのではなく、繋がっているということに最後気づき、その時に「やって良かったな。」と思いましたね。

先にも述べましたが私は4社に研修に行ったのですが、順番で言うと最初の5~6月にイーソーコで営業を、7~9月に東運ウェアハウス・ドットコム・LISでビル管理業務や現場業務を経験しました。

イーソーコに本配属になってから改めて倉庫会社さんに行くと、5~6月の時点ではまだ現場の研修はなく、理解も浅い状態だったのですが、研修後は倉庫の現場で学んだことを話すことができました。

また、デバンニングの時に知った荷姿など、現場研修で学んだからこそ理解できる話が結構ありまして、お客様と話がスムーズにできるようになったので、研修当初よりは成長したのかなと思いましたね。

―――成長を感じられるということは素敵ですね。
もう一つの配属先である多摩イーソーコでは、どんな業務をしていますか?

杉本:業務は主に物流不動産の営業と共進倉庫様の現場作業・ビル管理業務などです。

まだ配属されたばかりなので、まずは既に配属されている先輩方に同行をして、物件の現調や引渡し前の倉庫の設備管理をする姿を見て、学んでいました。

最近ではちょっとずつ1人で出来る業務が増えてきて、案件の物件ピックアップや営業をこなしています。

その他にも、合弁先の共進倉庫様の方と一緒に設備管理の業務や現場作業もさせて頂いています。

実際に倉庫の高い天井の電球交換や40フィートコンテナのデバンニングも経験しました。

―――杉本さんが多摩イーソーコに配属になって良かったと思うことはありますか?

杉本:イーソーコ本社の十数人でやっている営業と比べて、多摩イーソーコでは4人のチームでやっていることもあり、新入社員の私でもいろんな仕事に挑戦させてもらっているところはとても良いです。

とても吸収するものが多く、他の人よりも早く様々なことを経験させていただいているように感じています。

最近で言うと、物流不動産の営業が進み、契約になった案件があったのですが、お客様より契約に関する書類を用意してほしいというご要望がありました。

合弁先での契約ということで先輩すら初めてのこともあり、分からないなりにどうやったら書類が入手できるのかなどを調べて、どうにか用意しました。

イーソーコ本社だと経験豊富な先輩が大勢いらっしゃるので、誰かしらに頼ってしまいますが、合弁先だと一人でいることもあるので、自分がやらなきゃいけないという使命感もありますし、自分で考えて動くことが増えたと感じています。

やっぱり先輩もお忙しいので自分で考えて出来ることはやろうと思いつつも、勝手なことはできないので、確認するべきこと・報告すべきことは先輩方と連携を取り、バランスをとってやることが最近の課題ですね。

―――逆に大変だなと思うことはありますか?

杉本:多摩イーソーコの営業チームは曜日別で分かれて言っており、一人で行くことも多いので、分からないことがあってもすぐに聞けないことは大変ですね。

しかしスマートフォンを貸与されているので、電話やメッセンジャーで質問することができ、とても大変かと言われるとそうでもないです。

仕事量も調節して振ってくださるので、タスクに溺れてパンクしてしまうことも今のところありません。

バランスをみて仕事を振ってくださる先輩方にはいつも感謝しております。

―――最後に、杉本さんが今後やってみたいことはありますか?

杉本:現時点では業務を覚えて、早く一人前になることが直近の目標ですね。

将来的にはマネジメントにも興味があるので後輩社員の育成や、大学では法学部で法律を学んでいたので、契約書の管理等で会社に貢献できればと思っています。

人間性的なところでいうと、後輩に頼られる、周りから頼られるような人間になりたいです。

頼られている人は余裕があり、物事を俯瞰的に見て冷静に判断できる人、というイメージがあるので、少しでも近づけるように頑張りたいですね。

そして、物流不動産ユーティリティープレイヤーとして稼いで成長していき、新3K「かっこいい、稼げる、感動する」を体現できるような人財になりたいと思います!