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ファンケル▼「関西物流センター」稼働 

2021年06月05日

ファンケルは、大阪・門真市に「ファンケル 関西物流センター」を新設、6月8日に稼働を開始すると発表した。投資額は約40億円。

ECと直営店舗向けへの出荷を担う同社基幹センターのファンケル関東物流センター(千葉・柏市)から物量の35%を移管するほか、グループ会社であるattenir(アテニア)の全製品を出荷する。

新センター構築により、同社全体の出荷量は1.4倍の5万件に達し、翌日配送エリアは九州や四国、中国エリアまで拡大し、年間2億3000万円の配送費削減を見込む。

4階建て、延床面積は1万7051m2。パレット自動倉庫、ケース自動倉庫などを導入する。入荷や保管、補充作業での人員を関東物流センターと比べて65%削減。製品搬送ラインではピッキングロボットによって作業人員を40%削減する。

屋上には同社最大規模となる太陽光パネルを設置し、関西物流センターで使用する電力の16%を賄う。