大和物流は16日、広島・西区に「広島観音物流センター」を竣工、同月12日に稼働開始したと発表した。

広島県を中心に中国・四国地域をカバーする在庫型物流センター機能と2次配送センターとして、建築現場向け資材、家具、日用品などの貨物を取り扱う。同社は広島市中心部まで約6kmという立地優位性を活かし、顧客要望に合わせた物流ソリューションを提供する。

新センターは工業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内に位置。山陽自動車道・五日市ICと廿日市ICから約10kmと近接、中国・四国地域への広域配送拠点としても適している。広島市役所まで約20分、市街地への配送拠点として優れるほか、国道2号線などを利用すれば東広島市、呉市、廿日市市など、周辺都市1時間以内でアクセスできる。

1フロアあたり約5000m2の床面積を活かし、流通加工から大型貨物や異形物の保管・入出庫作業まで、商材に合わせた柔軟なセンターオペレーションを行う。