アパレルEC大手「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、同社最大規模の物流拠点「ZOZOBASEつくば3」が、茨城・つくば市で2月に竣工したと発表した。稼働は8月より順次開始、本格稼働は11月となる計画だ。

同社の物流拠点ZOZOBASEでは5拠点目、つくば市内の拠点としては3拠点目となるZOZOBASEつくば3は、5階建てで延床面積は約13万7000m2で同社最大規模。マテハン機器導入により、自動化を推進し、既存拠点比3割の省人化を見込む。

雇用は、商品管理のアルバイトスタッフを約500名採用予定。ZOZOBASEでは働きやすい職場環境づくりのため、従業員満足度調査や業務の改善活動、福利厚生を目的とした社内イベントなどを定期的に催す。

施設内にはファッションをテーマに2つの休憩室を設ける。1階はデニム、5階はプレイド(格子柄)をコンセプトに掲げ、色使いや動線などに工夫を凝らし、スタッフが快適に過ごせる環境を整備する。

また、他のZOZOBASEと同様、太陽光パネル発電による再生可能エネルギーを導入する。年間約662万kWhの電力使用計画に対し、CO2削減量は2961トンに相当する見込み。