横浜冷凍（ヨコレイ）は7日、岡山・岡山市に「岡山物流センター（仮称）」に着工した。竣工予定は2025年春。

山陽自動車道・岡山 IC から約15 ㎞､瀬戸中央自動車道の早島ICから約18kmに位置し､2024年岡山環状南道路の開通もあって阪神地区･中国地方へのアクセスも良く､また近隣の物流会社とのタイアップなども含め中国･四国地方の要衝の地となる。

最新鋭の次世代型冷蔵倉庫として、複合型マルチ物流サービス対応L字型バースを完備した。

省エネ対策には、同社最大級の太陽光発電システムと大容量リチウムイオン蓄電池を導入。平常時だけでなく災害等の非常時にもセンター内で発電したエネルギーで倉庫内の冷却もできる。同センターの社用車にはEV車を採用、太陽光発電システムと蓄電池を連携させた充電ステーションを設置する。。

同日、開かれた起工式でヨコレイの吉川俊雄会長は「当センター建設は2024年問題の運送業界などの要望もあり様々な視点で検討し、中四国地区初進出を決めた。この地区の物流拠点としての複合型マルチ物流サービス対応は今後の2024年問題に必ず大きな役割を果たす重要な拠点となる」と挨拶した「。