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　センコーは4月30日、日本国内の物流センター7か所に太陽光発電設備を設置し、10月以降、順次、売電事業を開始すると発表した。
　すでに、千葉、大阪、岡山の物流センターなどで自社使用を目的に太陽光発電を実施しているが、売電事業拠点7か所が加わり、10か所で太陽光発電を行う。
　国内物流センターの屋根を利用するもので、既存物流センターと新規建設予定の物流センターの中から、屋根形状、設備設置可能面積、屋根耐荷重などの事業推進条件に合致する拠点を抽出した。
　既存物流センター6か所、新規物流センター1か所に発電設備を設置し、5月から設置工事を開始する。
　各拠点に設置する太陽光発電設備は合計で発電能力5.3メガワットとなる見込みで、全量売電する。
　7拠点合計のCO2削減効果は年間2800トンで、屋根に設置することで、物流センター内の温度が3～5℃低下見込んでいる。
■対象物流センター
野田第2PDセンター（千葉県野田市）、発電量924KW、今年10月開始
浦和PDセンター（埼玉県さいたま市）、998KW、今年10月
りんこう第2PDセンター（静岡県富士市）、753KW、今年10月
小牧第2PDセンター（愛知県小牧市）、566KW、今年10月
西神戸PDセンター（兵庫県神戸市）、619KW、今年11月
延岡PDセンター（宮崎県延岡市）、427KW、今年11月
日向PDセンター（宮崎県日向市）、998KW、今年11月