100均ショップ「DAISO」の大創産業は9日、マレーシア セランゴール州に物流拠点「マレーシア新GDC（Global Distribution Center）」を着工したと発表した。稼働予定は2027年春。

マレーシア最大の港を有するインダ島に位置。首都クアラ・ルンプルから車で約1時間で開発される。

ASRS（自動入出庫システム）をはじめ最新テクノロジーを導入する同社最大規模の物流拠点。稼働後は東南アジア、中東圏22の国と地域約600店への送品を行う。

国際物流のハブとして機能する予定で、

同社は国内9か所、海外は中国、ベトナム、タイ、ブラジル、アメリカなど15か所にRDC（Regional Distribution Center）を設置。各国店舗へのスピーディな配送に取り組む。

新拠点は5階建て、延床面積約12万m2。雇用創出などを通してマレーシアへ貢献するとともに、安定的な物流ネットワークの構築と出荷量拡大への速やかな対応を目指す。