小田急不動産と西濃運輸は15日、千葉県印西市で「小田急不動産ロジスティクスセンター印西」を竣工したと発表した。

3階建て、延床面積約2万2000m2は、西濃運輸が入居する外部倉庫では過去最大規模。1棟借りニーズを意識した設計が入居者の決め手となった。自社倉庫と同様の柔軟な対応が可能。空調完備による定温管理にも対応、さまざまな荷主の貨物に適した保管が可能となる。

庫内には垂直搬送機4基、荷物用エレベーター2基、ドックレベラー4基を実装。同社は近隣に輸配送拠点となる船橋支店があるため、大量出荷や安定輸送提供できる。

常磐自動車道・柏ICと東関東自動車道・千葉北ICの中間に位置。成田方面へもアクセスが良好なことから、千葉県内、首都圏東部への広域配送拠点に適した立地にある。また印西市は、内陸で地盤が良く災害に強い地域であることから、BCPに対して意識が高い顧客からの評価が高く、東京都心・成田空港どちらにもアクセスが良好なことから、需要が見込まれる地域として注目されている。