センコーグループは、「センコー金沢第2PDセンター」を開設したと発表した。センコーが施設を賃借し運営する、3例目の物件となる。

北陸自動車道・美川IC、白山ICから約6km、徳光スマートICから約5km、金沢市内まで約30分に位置。白山市は北陸3県（福井、富山、石川）のほぼ中央にあることから、北陸エリア全域への商品供給拠点として、高い利便性が期待できる。また、2010年にセンコーが開設した金沢PDセンターの隣接地に位置し、繁忙時は人員の応受援もスムーズに対応できる。

センコー北陸支店は、以前は繊維・食品系物流が中心を占めていたが、2018年に北陸エリアで初のドラッグストア向けTCセンターを開設し、以降はドラッグストアをはじめ量販・小売物流を順調に伸長させてきた。

4階建ててで延床面積は3万4654m2。ケースソータや移動ラックなど導入で、既存顧客の物流ニーズを取り込むとともに、新規顧客のドラッグストアや量販・小売物流のの獲得につなげる。

また、センコーは京セラ、エフビットコミュニケーションズの3社は、新センターでの再生可能エネルギーの自家消費を目的としたPPAサービスによる太陽光発電設備の導入に向け進め、運用開始は8月の計画。3社は新センターの電力を賄うとともに余剰電力を電力小売事業の電源として有効活用し、低炭素化・脱炭素化の実現および再生可能エネルギー比率の向上を目指す。