ドラッグストアのゲンキーは、富山・小矢部市に物流拠点「富山小矢部RPDC（リージョナル・プロセス・ディストリビューションセンター）」を21日付で開設すると発表した。

同社は医薬品や日用品のほか、肉や野菜、弁当などの食品と店舗販売を展開。2019年に稼働した「岐阜安八RPDC」と同様、新センターにプロセスセンター機能を併設、精肉・おにぎり・惣菜などの食品製造を行う。北陸、飛騨・高山エリアでの物流ネットワークを強化、物流2024年問題に対応する。

3階建てで延床面積は3万7910m2。DC（Distribution Center：保管）機能のほか、ドライエリアとチルドエリアでTC（Transfer Center：通過型）も集約。同社は物流拠点を運営することでノウハウを蓄積していき、将来の1万店舗体制に向けた布石とする。

今回新たに食品製造ラインを拡充した。温度管理レベルを向上させる設備や精肉加工場の低温管理を強化した。