横浜冷凍（ヨコレイ）は10日、北海道河西郡 芽室東工業団地内に「十勝第四物流センター」（仮称）を着工したと発表した。

新センター建設地は、農産物の一大産地の十勝平野に位置。近年、乳製品や冷凍食品の取扱いが増大し、低温物流ニーズが高まりを見せている。

これを受け、同社は同工業団地内の既存3センターの近隣に新センターを構え、計8万7000トン超の道内最大級となる低温物流の大型拠点構築を目指す。

また、道東自動車道からも近く、オホーツク海側から苫小牧間までの中継地点としても適し、高い交通アクセス性を持つ。

延床面積は5035m2。同社国内初となる自動倉庫（収容パレット7680枚）を導入するほか、地震対策として減震ラック、パレットの飛び出しを防止する減崩ストッパー、感震計など設置する。不安定な商品は揺れの少ない下段へ入庫するよう、ソフト上で制御するゾーン管理で制御する計画だ。