極東開発工業▼「新西部パーツセンター」兵庫に完成 
特殊自動車の製造販売を手掛ける極東開発工業は8日、兵庫・三木市で建設を進めていた「新西部パーツセンター」が完成したと発表した。
安定した部品供給体制確立が狙い。西部パーツセンターを隣接地に移転拡張の上、中部パーツセンターを統合した。両センター機能を集約することで約1万5000品目の部品保管が可能となった。
新センターは自動倉庫棟・倉庫棟・事務所棟の3棟構造。自動倉庫棟は高さ21m級のパレット自動倉庫(最大収容数1502パレット・搬送クレーン台数:3台)、高さ15m級のバケット自動倉庫(最大収容数8184バケット・搬送クレーン台数:3台)の2種類の自動倉庫設備を導入、部品収容効率化と搬送の自動化を図る。
倉庫棟では大物・長尺・重量部品の収容が可能な重量ラックと専用ラックフォークの導入に加え、各自動倉庫への搬入(入庫)ステーションを備え、作業効率向上を実現する。
屋根上には同社グループの部品販売・供給拠点として初めて太陽光パネル(227kW)を設置し、クリーンエネルギーの利用による CO2 排出量の削減をはじめとした環境への対応も図る。