あかちゃんハウス一二三▼GLP成田で1.5万m2を賃貸借契約 
2016年04月05日グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は3月17日、医薬・日用品などのEコマースを手掛ける爽快ドラッグの100%子会社であるあかちゃんハウス一二三は、千葉県の「GLP成田」で延床面積約1万5000m2の新規賃貸借契約を締結したと発表した。
契約を締結したベビー関連商品をEコマースで扱うあかちゃんハウス一二三は、GLPにとって新規顧客で、「GLP成田」の各階アクセスが可能なことなどを含む施設の利便性、フロア展開がフレキシブルな点などが決め手となり、入居を決定。
同社は既存の千葉県下の複数拠点を「GLP成田」に集約し、自社Eコマースの全国向け即日出荷センターとして、並びに外部Eコマース事業者向けのフルフィルメントセンターとして活用する。
あかちゃんハウス一二三の入居により「GLP成田」は事務所エリアの一部を除き満床となる。
Eコマース関連企業からの先進的物流施設のニーズは底堅く、GLPの国内におけるEコマース関連企業の賃貸面積は約45万5000m2で、2014年12月末から現時点までに約14%増加した。
あかちゃんハウス一二三の小森紀昭代表取締役は「今回の『GLP成田』の入居により、従来3か所に分散していた倉庫が1か所に集約することで物流効率が高まることを期待している。また、集約だけでなく増床させ、従来から取扱っていたベビーカーやチャイルドシートなどのベビー用品に加えて、おむつ・ミルクなどのベビー用消耗品等の商品を増やし、かつ即日出荷することで、出産・育児をされている方々をサポートしていきたい」と述べた。
GLPの帖佐義之社長は、「既存顧客である爽快ドラッグとのパートナーシップに加えて、新たな顧客であるあかちゃんハウス一二三と関係を構築し、新規賃貸借契約を締結出来たことを大変嬉しく思う。Eコマースは引き続き先進的物流施設の需要のけん引役となっており、今回の集約移転に関連した契約締結は現在の物流ソリューションの好例とも言える。今後も顧客のビジネス成長の一助となるべく効率的な物流サービスを提供していく」と話した。
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