イーソーコ総合研究所主席コンサルタントである花房陵氏は、このほど「最新・戦略物流の基本とカラクリがよ～くわかる本」（秀和システム・１４００円＋税）を発行した。

花房氏の新刊　「最新・戦略物流の基本とカラクリがよ～くわかる本」
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　物流関連書籍の多くが初心者向けの入門解説本となっているのに対し、本書は現状の物流環境にいかに対応していけばいいかを、問題提起を交えながら取りまとめた、実用書。
　昨今の耐え難いコストダウン要請には、すべての物流業者が苦慮している。その反面、業界内には３ＰＬなる物流サービスが台頭し、パラダイムシフトが起こっている。こうした事情を踏まえ、経営戦略の一部といわれている物流の本質を知り、コストダウン圧力にどのように対応していくのか、本来の物流機能としての製造・販売支援をどのように実行してゆけばいいのか、実在する企業の事例を交えながら、問いただした１冊となっている。
　４章の物流センターの動向では物流不動産ビジネスの台頭、施設評価のあり方、施設収益をあげるためのリノベーション（リファイン）手法について記述。事例として、イーソーコ総研、日通不動産、日本政策投資銀行、日通総研、帝国データバンクなど物流・建築・不動産・金融の専門家が集まり、第三者の中立的な立場から物流施設の評価や診断を行う組織として設立した日本物流不動産評価機構（ＪＡ－ＬＰＡ）による施設評価があげられている。
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