物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

プロロジス▼神奈川県座間の約11万平米に2棟の施設建設 

2008年02月04日

 物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(日本本社:東京都港区東新橋)は、このほど、神奈川県座間市にマルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク座間」を開発することを決定し、入居企業の募集を開始した。
 「プロロジスパーク座間」は、「プロロジスパーク座間Ⅰ」「プロロジスパーク座間Ⅱ」の2つの施設により構成され、同社が座間市内に取得した約11万平方メートルを2期に分けて開発する、プロロジス国内最大の開発案件。
 「プロロジスパーク座間Ⅰ」はこの第1期開発となり、着工は2008年4月、竣工は2009年6月を予定しており、神奈川県内陸部の物流施設全体で最大級の物流施設。一方の「プロロジスパーク座間Ⅱ」は現在計画中。
 施設特徴としては、「プロロジスパーク座間Ⅰ」は、敷地面積59,497平方メートル、延床面積139,212平方メートル、地上5階建、40フィートコンテナトレーラーが各階へ直接乗り入れ可能な大型ランプウェイを2基(上り専用、下り専用)、合計約190台分のトラックバース、約350台分の屋上駐車場を備え、作業効率を最大限まで高める流通型物流センターとして設計されている。
 「プロロジスパーク座間Ⅰ」は、1フロア約24,000平方メートルという大規模な倉庫スペースを有し、プロロジスが開発してきた施設の中でも、これまで以上に効率的な運営が可能。また、倉庫内は入居企業のニーズに合わせて4分割まで可能な設計となっている。
 さらにプロロジスが推進するサステイナビリティ(持続可能性)の一環として、最新技術による免震構造を導入し、地震発生時にも荷崩れや保管物の破損を防ぐとともに、施設内で働く従業員の安全を確保することができる。外壁には省エネルギー効果の高い金属性断熱外壁パネルを採用し、地上には緑地を多く設けるなど、環境に配慮した施設作りをすることにより、人とモノに優しい施設となっている。その他、レストラン、休憩所などのアメニティ施設、IT完備のオフィススペース、防災システム、24時間対応可能なセキュリティシステムを導入する予定。
 「プロロジスパーク座間Ⅰ」の概要はつぎのとおり。
<プロロジスパーク座間Ⅰ(ワン)>
所在地=神奈川県座間市広野台2丁目4958番6
敷地面積=約59,497㎡
延床面積=約139,212㎡
構造=PCプレストレストコンクリート造 地上5階建
着工時期=2008年 4月予定
竣工時期=2009年 6月予定