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大阪・泉州地区▼大型商業施設の建設に期待する地元企業 

2008年05月31日

 【物流ウィークリー http://www.weekly-net.co.jp/】昨年12月末、大手商社の双日と双日商業開発(関口昇司社長、東京都)は、大阪府和泉市に関西最大級のショッピングセンター「モラージュ泉北」の建設を発表。同地域は和泉市などが産業地域分譲を進めるテクノステージも近くにあり、地域活性化につながると、地元企業や物流企業が期待を寄せている。
 同センターは敷地面積5万2700坪、延床面積4万9300坪、商業施設面積3万2800坪、駐車台数2000台を誇る超大型施設で、10年の完成・開業を予定。阪和自動車道岸和田和泉インター近くに位置し、アクセスもよく、多くのにぎわいが予想される。
 泉州地域は現在、堺市でシャープの工場建設、泉南市にはイオンの大型ショッピングセンター開業などが相次ぎ、今回の同センターの建設で地元運送会社の期待感はさらに高まっている。
 泉南市のイオンは、入札で物流事業者を選定し、地元事業者も多数入札に参加するなど、地域活性化に大きく影響した。シャープの工場建設が進められている堺市も活気づいているという。
 和泉市で雑貨・食品・建設輸送を行う運送会社は、「まだ基礎工事も開始されていないが、工事が始まれば建設資材や機器などの輸送で大きく物流が動く」とし、「完成後は、食品や雑貨などの輸送量が大幅に増加するのではないか」と、完成を待ちわびている。
http://www.weekly-net.co.jp/tnews/logi/post-2731.php