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ベトナム郵船航空サービス▼ハノイ市近郊に一大物流拠点を稼動 

2008年11月19日

 ベトナム郵船航空サービス(都築哲郎社長)はこのほど、ハノイ市近郊、ハイズン省のフックディエンⅡ工業団地内に完成した「ハイズンロジスティクスセンター」を、同社の一大物流拠点として稼動させた。
 ハイズン省はベトナム北部に位置し、中越物流の拠点としてのみならず、工業団地の新設や企業進出が目覚しいエリアとして注目を集めている。取扱量も順調に増加しており、今後もこの傾向が続くと期待されることから、同エリアでの案件を包括的に取扱う拠点として倉庫と事務所を確保した。
 同倉庫はグループ会社の郵船航空航運(香港)が提供する「国境快速」(華南地区からベトナムへの定曜日混載トラックサービス)の受け地ともなる。保税倉庫の機能を持つことにより、中越国境でのトラック積み替え作業が効率化され、お客様にとっては安全性の向上、ダメージの低減といったメリットが期待される。
 同社は今後、電子部品等のVMI運用も可能な定温倉庫を活用した高品質なロジスティクスサービスのほか、フォワーディング、通関、カスタマーサービス等、総合的な物流サービスを提供していく予定。