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ヤマハ発動機▼GXSの物流可視化ソリューションで輸送管理体制を強化 

2008年12月28日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】GXSは12月16日、ヤマハ発動機の補修用部品事業部門がGXSのグローバル物流可視化ソリューション「GXS Trading Grid Logistics Visibility」(Logistics Visibility)を導入し、国内と北米地域で稼働を開始した発表した。
ヤマハ発動機は、Logistics Visibilityを導入したことで、出荷した貨物への物流トランザクションの質と精度が高まり、輸出業者から高精度の出荷情報を入手にできるようになった。このため、迅速な輸送対応が可能となり、輸送コストの管理体制を強化できるようになった。
さらに、工場出荷や船積み、陸揚げ、通関、納入の各段階で、部品の位置に関する情報だけでなく、部品番号や数量などの部品に関する総合的な情報を収集し、Webポータルを通じて、各段階で具体的な部品情報を顧客や取引先に提供することができるようになった。
このため、Logistics Visibilityからの情報を輸送業者のサービス品質向上に活用するとともに、高い精度で納入日の情報を顧客に提供できるようになった。今後、 Logistics Visibilityソリューションを他の国や地域にも展開していく計画。
ヤマハ発動機の導入では、世界各国に生産や販売拠点、取引先を抱えており、二輪車など製品の補修部品の国際ロジスティクス環境を管理しながら、既存のグローバル受発注処理システムと統合できるソリューションを必要としていたもので、SaaSベースのソリューションとしてLogistics Visibilityを導入し、自社構築の補修部品受発注処理システムである「FAST-web」と統合した。
Logistics Visibilityの導入には、システム開発会社のCSKシステムズ中部のプロジェクトマネージメントが携わった。