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キユーソー流通システム▼倉庫事業は共同物流事業減少で減益に 

2009年01月16日

 キユーソー流通システム(本社=東京都調布市、八木博社長)が、このほど公表した2008年11月期決算によると、倉庫事業は、共同物流事業の減少による営業収益の減収で、固定費を吸収できなかったことに加え、川崎低温物流センターや大手外食チェーン受託にともなう立上費用の発生、パレット費用が増加したことにより、事業収益は、221億9800万円と前期に比べ6900万円(0.3%減)の減収、営業損失は8億6900万円と前期に比べ1億8800万円(前期は6億8100万円の営業損失)の減益となった。
 同社では「業務の標準化による事務および荷役作業の効率化」を推進。具体的には、①業務システムの改良による入庫作業の統一、②中京地区・関西地区における無在庫物流と在庫物流の取扱拠点の分離、③「新サービスの立上げ」として、川崎低温物流センターにおける輸入貨物の通関事務・保税業務の推進、④上海市における冷凍冷蔵品保管業務の開始、⑤「固定費の吸収と変動費の削減」として、保管をともなう新規顧客開拓やパレット回収の促進-の5項目を進めている。