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SCM共同ネット研究会▼会員向けビジネス情報共有・交換システム稼働 

2009年05月29日

 SCM共同ネット研究会(滝沢保男代表)は5月22日、東京・芝浦で第七回営業実務者会議を開催した。同研究会内でのビジネス情報共有・交換システム「SCM e-cargo」がテスト稼働となり、使用方法の確認などを行った。会員から約30人が出席した。
 システム開発に携わったイーソーコの大谷巌一副社長は「物流業は、やり方によって、まだまだ利益が出る。この5年間でITインフラが格段に良くなった。これを使わない手はない。ITの使い方次第で、利益を上げることが可能だ」とあいさつした。
 「SCM e-cargo」は、イーソーコが運営しているイーカーゴを、同研究会向けにカスタマイズしたもの。イーソーコのイーカーゴが誰でも利用できるのに対し、「SCM e-cargo」は、同研究会の会員のみが使用できる。
 イーカーゴのシステムは、自由度の高い設計となっているのが特徴。「パレットを売りたい」「トラックを買いたい」「倉庫を探している」といった要望などを自由に書き込める。
 また、倉庫の改修・工事依頼や、空き施設の情報も掲載できる。建築や不動産業界にも活用でき、「お見合いサイトにも利用できる」(大谷副社長)というほど自由度の高いシステムとなっている。
 滝沢保男代表も「このシステムをしっかりと使っていけば、会員間で利益の出るビジネスができる。今後もバージョンアップを予定しており、さらに使いやすくなる」と語った。
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新たなシステム稼働を前に、使用説明会を行った