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ダイキン工業▼日本、中国で調達部品倉庫を各1か所に集約 

2009年07月03日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】ダイキン工業は6月25日に発表したCSR報告書2009の中で、2008年度は2005年度比で物流関連のCO2排出量原単位を9%削減したと発表した。販売・輸送・施工過程でのCO2排出量は2万トン-CO2だった。
 環境負荷削減の取組では、在庫削減や配送の効率化を図りCO2排出削減に努めた。2008年度は、家庭用エアコンを生産する滋賀製作所の物流の効率化のため、隣接地の新設倉庫に分散していた在庫を集約。顧客に直接配送できる体制を整えた。これにより輸送経路を短縮し、CO2排出量の削減を進めている。
 さらに従来は複数の倉庫から工場に納入していた中国からの調達部品を、中国と日本で各1か所の倉庫にまとめ、物流過程を集約した。今後は、中国からの部品を直接工場に納入する体制や、中国のサプライヤー間を1台のトラックで部品を回収するシステムの導入も検討する。