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日本水産・味の素冷凍食品▼近畿地区で共同物流を8月よりスタート 

2009年08月18日

 冷凍食品メーカー大手の「日本水産」(本社=東京都千代田区、垣添 直也社長)と「味の素冷凍食品」(本社=東京都中央区、進藤大二社長)の2社は、8月17日より近畿地区において、冷凍食品の共同物流をスタートさせた。
 両社の共同物流の取組みは1999年からスタート。ニチレイフーズを加えた3社の共同物流としては北海道、南九州、中部、西中国・四国地区で、2社の共同物流としては北東北地区、北・中九州・山口地区で取り組んでおり、今回の近畿地区での取り組みで共同物流は国内7地区での展開となる。
 今回の共同物流では、両社の商品を大阪市内の冷蔵倉庫で共同保管し、取引先のセンターに同一の車両で一括配送する。共同物流の拠点としては、大阪港埠頭ターミナル・寳船冷蔵・日水物流の3社共同による大阪港物流センターを活用。共同化により、同一の車両で運ぶことで積載効率が上がり、配送トラックの台数削減・車両の大型化が図れ、配送で発生するCO2を12%程度削減できると見込んでいる。