物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

東芝▼EVバスが川崎で運転開始 

2015年04月03日

東芝初の商用EVバスが、川崎鶴見臨港バス(以下、臨港バス)川崎病院線において4月1日から運転を開始した。EVバスには、東芝製リチウムイオン二次電池「SCiB(TM)」を搭載しており、ディーゼルバスと比較して1日あたり約40%のCO2削減が可能。

東芝は、EVバスシステムとして、EVバス1台および急速充電設備1基を臨港バスに納入した。バスのバッテリーには、急速充電特性と長寿命特性に優れた「SCiB(TM)」を採用している。

バスには少量のバッテリーを搭載し、客室スペースを十分に確保するとともに、1日3回の急速充電を行うことで、川崎病院線を15周する運行頻度を実現している。また乗降数の測定機能と東芝の画像解析技術で乗客の年齢層を推定する機能を搭載し、臨港バスはこれらの機能を、客層に応じた広告を車内のサイネージディスプレイに表示したり、今後の運行計画を策定したりする際に活用できる。

災害時には、バスに設置したコンセントを用い、バス本体を非常用電源として利用することも可能。