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三菱重工、三菱日立パワーシステムズ▼横浜・金沢地区の事業を国内外拠点に移管 

2015年05月01日

三菱重工業と三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、三菱重工の横浜製作所金沢工場およびMHPSの横浜工場(金沢地区)で手掛ける事業を、国内外の事業拠点に移管する方針を決定した。

製品ごとに製造拠点の集約・最適化をはかることにより、技術やコスト、効率などの面で国際競争力をさらに強化していくのが狙い。2015年度末の移管完了を予定している。

三菱重工の横浜製作所 金沢工場/金沢地区は、1982年(昭和57年)の開設以来、中小型火力発電システム、エンジン、環境装置などの事業拠点として30年を超えて稼働し、技術やノウハウを蓄積してきた。また、2014年2月からは、MHPSが火力発電システム部門を継承し運営していた。

今回の決定により、金沢工場の全ての製品・機能を他拠点へ移管することになるが、三菱重工とMHPSはこれらの経験をさらに有効活用することで事業の効率化を追求し、グローバル市場での競争力強化に力を注いでいく。

なお金沢工場の今後の活用については、所在地である横浜市などと協議しながら検討してくとしている。