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日本チェーンストア協会▼2月の販売概況を発表 

2016年04月04日

日本チェーンストア協会が、平成28年2月度のチェーンストア販売概況を発表した。

■ 全体の概況

会員企業数:58社 店舗数:9371店

総販売額:9952億円(店舗調整前)102.4% (店舗調整後)103.4%

※パーセンテージは前年同月比

 

<部門別の概況>
 ・食料品:6755億円 (店舗調整前)103.9% (店舗調整後)105.2%
 ・衣料品: 749億円 (店舗調整前) 99.3% (店舗調整後)101.2%
 ・住関品:1888億円 (店舗調整前)101.3% (店舗調整後)102.0%
 ・サービス: 27億円 (店舗調整前) 96.8% (店舗調整後) 97.2%
 ・その他: 530億円 (店舗調整前) 93.3% (店舗調整後) 91.6%

平成28年2月度は、気温がやや高めに推移したこともあり、食料品は鍋物商材が苦戦したが惣菜部門などが好調、衣料品では冬物商品の動きが鈍く、住関品も季節商品の動きが鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は2ヶ月連続のプラスとなった。

 

■ 商品別の動き

<食料品>

農産品:トマト、アスパラ、きゅうり、なす、人参、カット野菜などは好調だったが、ブロッコリー、ほうれん草、キャベツ、レタス、きのこ類などは不調だった。果物では、柑橘類、バナナなどの動きは良かったが、イチゴなどの動きは鈍かった。

畜産品:牛肉、豚肉、鶏肉ともに動きは良かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品:刺身の盛り合わせ、マグロ、ぶりなどの動きは良かったが、かき、さば、いか、エビ、塩干物などの動きは鈍かった。

惣菜:温惣菜では揚げ物、スナック、焼物、中華などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きが良く、弁当、寿司の動きも良かった。

その他食品:食用油、酒類、飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト、アイスクリーム、麺類、カップ麺、米などの動きは良かったが、鍋つゆ、練り製品、冷凍食品などは苦戦した。

<衣料品>

紳士衣料:スーツ、コート、カーディガン、トレーナー、カジュアルシャツ、ジーンズなどの動きは良かったものの、ジャケット、スラックス、セーター、カジュアルパンツ、アウターなどは苦戦した。

婦人衣料:スーツ、コート、セーター、ニット、ジーンズなどの動きが良かったが、フォーマル、ジャケット、スカート、カジュアルパンツ、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品:女児トレーナー・パンツ、紳士パジャマ、紳士・婦人肌着、靴下、雨靴、婦人カジュアルバックなど好調だったが、ベビー用品、男児トレーナー、子供肌着、婦人ブーツ、手袋などは不調に終わった。

<住関品>
日用雑貨品:ステンレスボトル、ペーパー類、ラップ・ホイル類、タオル、文具などの動きは良かったものの、紙おむつ、ランドセル、玩具などの動きは鈍かった。

医薬・化粧品:カウンセリング化粧品、オーラルケア、衣料用洗剤、マスクなどの動きは良かったが、ヘアメイク、ヘアケアー、カイロなどは苦戦した。

家具・インテリア:ソファベッド、羽毛布団、掛け・敷布団、敷きパッドなどは好調だったが、収納家具、学習机、カーテンなどは不調に終わった。

家電製品:冷蔵庫、暖房機器、洗濯機、空気清浄機などの動きは良かったが、液晶テレビ、炊飯器などの動きは鈍かった。
その他商品:フィットネス、電動アシスト自転車、軽快車、スポーツシューズなどの動きは良かった。

<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.3%であった。